2021年の6月をもってGoogleの検索順位の影響度として重要視されていた「APM」項目の優遇が終わりを迎えます。「AMP」そのものが無くなるというわけではなく、APMでなくてもページ表示速度の速いコンテンツもしっかり上位を狙えるようになると勝手に解釈してます。(もちろん影響度の度合いはそこまでだと思いますが)
そこで、サイトを運営している人は何をやればいいかというと、その後に重視されるページエクスペリエンスの各指標を高いものに維持することが先決になってきます。
中でも、Google Search Consoleにて確認できるページエクスペリエンス シグナルの「HTTPS」項目が『失敗』と表示されている状況をまずは何より解消する必要がありました。
今回は無事、解消にいたったもののどうやって解消されたのか、解消前後の状況と照らし合わせながら、今『HTTPS』項目が失敗になっている人の助けになればと思いいろいろ紹介していきたいと思います。
参考:Googleの「AMP優遇」がまもなく終了|Gigazine
目次
- 『HTTPS』失敗の原因
- 様々な原因が挙げられている
- 6月からはどうなる?
- まとめ
『HTTPS』失敗の原因
サイトのSSL化が適切に行われているか、特にこの項目はどのサイトもしっかり対策をしているため、失敗状態での放置は検索順位にも案外影響を及ぼすのではないかと勝手に思っています。
自分の場合は、SSL化はしていたつもりでしたが、HTTPページをHTTPSページにリダイレクトする処理をさぼっていてHTTPページにもアクセスできる状態にしていたのが100%原因だったと思います。
.htaccess
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
.htaccessファイルを書き換えて、きちんとリダイレクトできていることを確認しましたが、これが反映されるまでに1か月以上を要しました。(長かった)
なんでだろう、といろいろ考えたのですがおそらくGoogleのキャッシュにしばらくHTTPのページが残っていたのが原因かなとも思ったりしました。
様々な原因が挙げられている
Search Consoleヘルプでは、同様の『HTTPS』項目における失敗の原因についてコミュニティで多くの議論がなされていました。
参考:ページ エクスペリエンス シグナルの『HTTPS』が『失敗』になる。|Search Consoleヘルプ
ここでの投稿者さんと割と近い環境というのもあり、いろいろ自体験と照らし合わせてみると、この投稿者さんはしっかりとリダイレクトの記述やSSL化の工程を踏んでいるように見えたので、「バグ」なのかなと自分もふんわりと思いました。
あるいは、自分と同じようにGoogleのキャッシュが残っていたじゃないけど、反映が遅れていたのが原因なのかなと思いました。
サイトの更新頻度・クロールされる頻度等によっても検査等をしてくれるタイミングは絶対まちまちであると、勝手に思っています。
6月からはどうなる?
SEOは難しいもので皆さんもいろいろ調べながら取り組まれていると思いますし、自分もあれこれ試しています。「APM」の優遇以降の世界は大きく様変わりする、というわけはなくAMP実装ページの検索順位が多少前後するくらいかなと思っています。
もちろん、Search Consoleのページエクスペリエンスの項目をしっかりとエラー0をキープして、あとはこれまで通りやっていく形になるのですかね。
上記サイトでもページエクスペリエンスのアップデートという見出しの元、今後について言及されていますが、ランキングへの影響度合いという部分で、影響度については根拠をもとに弱いという風に紹介されています。いきなりガっと変わるようなことは無いと思うのですが、やはりちょっとは気になりますね。
まとめ
今回は無事ページエクスペリエンス『HTTPS』の失敗を無事修正できた件について簡単に紹介しました。
SEOを攻略するのは難しいですが、一山二山と大きなヒットを定期的に出していきたいものですね。