モバイルsuica(mobile suica)便利ですよね、みなさん当たり前のように通勤・通学で利用していると思います。定期回りを理由に使っていない人もいるかもしれませんが、交通系ICの利用可能シーンもどんどん拡大していて、手軽にチャージできるモバイルsuicaは今後のみなさんのキャッシュレス化を促進すると思います。
今回は、そんなモバイルsuicaで電車移動中(正確には改札通過後)に表示される『移動中』が表示されないときの対処法について紹介していきたいと思います。
きちんと改札通過とみなされていなかった場合、後々の改札通過時にエラーの原因となってしまうこともあるので、『移動中』が表示されない場合は落ち着いて確認してみましょう。
目次
『移動中』が表示されないことはよくある?
モバイルsuicaで改札を通過すると、上記画像のように『交通機関で移動中』という通知がAndroid、iPhone問わず表示されます。現在モバイルsuicaで移動中であるということを目で見て確認することができます。
そんな『移動中』の通知ですが、改札通過後にすぐ表示されないことは多々あります。
例えば回線の悪い環境で、アプリ側とサーバ間にて通信遅延が起こって通知が来ることが遅れることだってあります。参考までに、私が経験した中で『移動中』が改札を通過して4,5分経ってから表示されることもありました。
アプリの内部の仕組みを正確に知っているわけではありませんが、おそらくスマホからID情報を改札へ送信すると、suicaのデータサーバと通信が行われ、正規のsuicaユーザであることが分かったら、そこから改札とスマホアプリへ通信が行われていると思われます。当然、スマホの通信状況が悪ければ、通知の受け取りが遅くなってしまうことが予想できますね。
基本的に、『移動中」の通知は改札通過後すぐにスマホに通知が届きます。
表示されなくてもあわてない
ゲートの改札を利用してない場合を除いて、モバイルsuica利用時に改札手続きが完了できなかった場合は、改札でエラーが起き、ゲートが閉じられます。そのためモバイルsuicaを利用してゲートを通れさえすれば、アプリ内部での手続きはきちんとできています。
『移動中』表示が行われなかった場合でも、アプリ内部できちんと改札を通過し情報が記録されているので、あわてる必要は全くありません。
乗車中に電源が切れそうになったら
モバイルsuicaを使えばICカードを持つ必要性がなくなる便利なアプリと言えますが、唯一の弱点はスマホが機能不全になると使えなくなることです。
そうなった場合は、まずは充電が完全に0%になる前に電源をオフにするなりして残量ギリギリの充電をゼロにしないことが大切です。
スマホ内部のFelicaは充電の残量がわずかでも残っていれば利用できるため極端な話1%でも残っていれば利用できます。ですがネットの書き込みでもすでにあるように充電が0%になってしまうと利用できません。
そのため、充電の残量をギリギリまで持たせることが大切です。
結局うまくモバイルsuicaで改札を通れていなかったら
それでも何かしらのエラーや不具合、サーバダウンなどでうまく改札を通れていなかった、ということが必ずないとは言い切れません。
改札を通れていなかった場合ですが、到着後の駅で駅員さんにその旨を伝えて、乗った駅からの現金精算を行いましょう。
また、モバイルsuicaが次回以降正しく利用できるために、見てもらってもいいかもしれません。
逆に『移動中』表示を見たくない場合は?
『移動中』表示は乗り換えを何度も行うユーザや通知欄がたくさん埋まって嫌だという方にとっては、逆に消したいと思う人も多いと思います。
チップスとして、モバイルsuicaの通知だけをオフにしても『移動中』の通知を消すことはできません。
まずはアプリ内の設定から、「モバイルSuica」起動中表示を左にスライドします。次に「歯車マーク」をタップします。次に『通知をOFFにする」を選択します。
加えて、スマホの設定から通知設定に移動してモバイルSuicaの通知をオフにすることで通知を消すことができます。
※Apple Payのようなウォレットを使っている場合はそちらの通知を消す必要もあるようです。
参考:「モバイルSuica起動中」というメッセージが表示されます。|モバイルSuica
まとめ
いかがだったでしょうか!モバイルsuicaは便利な反面、ICカードにはない心配事も多数抱えています。とくにアプリやサーバ、ネットワークなどうまく処理がなされない原因は多数潜在しているため、心配になる気持ちも分かる気がします。
今回の『移動中』表示が出ない場合には、慌てず待つことが大切です!
ですがスマホ1台あれば完結する、途中でチャージもできてしまう、そんな便利なモバイルsuicaを私はこれからも使っていこうと思います。
あとは経済圏がもっと拡充すればといったところですかね!