2018年4月2日にスマホ向けアプリ「荒野行動」がPUBG Corpによって訴訟を起こされました。
これによりPUBG側は類似する2つのアプリである「荒野行動」と「Rules of Survival」の配信差し止めなどを要求しているとのことです。
この件が公になった4月6日(本日)はネット上でも大きな話題となっていて、さまざまな記事やSNSによる投稿がなされています。
特に「荒野行動」では、アプリ内課金によってさまざまな服などのアイテムが購入でき、アプリ内課金をしたユーザーからは怒りや悲しみの声が多く上がっています。
課金した分はどうしようもないか
今回の訴訟では、やはりPUBG側が有利であるという意見が多くあることから、「荒野行動」の配信停止は避けられないかもしれません。
万が一、配信停止になった場合に課金ユーザに対して何かお詫びのようなものがあるかについてですが、おそらくないでしょう。
利用規約についても確認してみましたが、これらの補償に関する記述はありませんでした。
まだ配信差し止めが決まったわけではないので結果がどうなるか分かりませんが、 訴訟された今、いつ配信差し止めになるか分からないので、今のうちに十分に楽しむしかないかもしれません。
「PUBG」のスマホ版もリリース予定
今回の訴訟を起こしたPUBG側は、今後日本でもスマホ版のPUBGをリリースするとのこと。
このタイミングでの「荒野行動」への訴訟は、スマホ版のリリースを控えた今、ユーザが一気にPUBGスマホ版へと流入してくるのを狙っているのかもしれません。
もう既に中国などではPUBGのアプリがテストでプレリリースしており、高い注目を集めています。
訴訟の結果次第では、人気だった「荒野行動」の代わりとして、日本でも注目があつまるかもしれません。
先日の任天堂がコロプラに対しての「白猫プロジェクト」配信差し止め訴訟では「特許」がテーマでしたが、今回の訴訟は「著作権」がテーマになっています。
怒涛のスマホアプリ時代で、今後も少なからずこうした問題は起こる可能性があります。
ユーザ側として被害にあわないために、プレイするアプリ選びも少しは重要になってくるかもしれません。