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iPhoneで撮った写真をすぐにJPEG画像に変える方法

2018年3月9日

今回はiPhoneで撮った写真(スクリーンショットを含む)をJPEG形式で保存する方法について紹介します。

iOS端末で撮った写真は初期状態ではHEIF(HIEC)形式で保存されているため、Windowsなどにデータを送る際に、よく使うソフトで開けないなど面倒に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

今回は送信、転送を手軽にできて、簡単にJPEG形式に変換する方法について紹介します!

 

カメラの設定を「互換性優先」に

撮った写真を常にJPEG形式にする場合、設定アプリから「カメラ」>「フォーマット」の順に進み、互換性優先を選択することで変更できます。

iPhoneでJPEG画像の写真を撮る設定

iPhoneでJPEG画像の写真を撮る設定

上記設定に変更することで、iPhoneの標準カメラアプリで撮影された写真はJPEG形式で保存されるようになります。

実際に、iPhoneのバックカメラで撮った写真をMacに転送してプロパティを表示してみました。実際に撮ったデータを横並びで比較してみると以下のような結果になりました。

iPhoneで撮ったJPEG画像とHEIC画像の比較

iPhoneで撮ったJPEG画像とHEIC画像の比較

左の画像がJPEG形式、右の画像がHEIF形式の画像となります。

JPEG形式で保存する場合、HEIF形式と比べると2倍以上データ容量を浪費してしまいますが、Windowsのパソコンに転送して使用する際は非常に使い勝手のいい拡張子と言えます!

また、iPhone上でJPEG形式の画像をアップロードする場合には、iPhone上でいきなりJPEG形式を保存するのは変換する手間が省けてかなり楽と言えます。

ちなみにですが、データの容量が2倍以上違うのであれば画像の画質に差があるのではないか、という心配をする方もいますがその点は大丈夫です。

HEIF形式のデータはJPEGやPNGと比較して画質の劣化を防ぎつつ、少ない容量で画像を保存できるデータ構造になっています。

そのため、画質に関しては2つの画像のまったく差がないと言っていいでしょう!(画像の変換処理を別で施したりすると画質の劣化を引き起こすことがあります)

注意点としては、互換性優先の設定を続けると、JPEG形式で保存できる代わりに普段より写真一枚あたりのデータサイズが大きくなってしまうため、端末のストレージが写真のせいで圧迫してしまう恐れがあります。

 

「LINE」を使ってPNG/HEIFからJPEGに

設定を変更する前に、既に撮った画像をiPhone上でJPEG形式に変換したい!そんな時は、LINEを使って簡単に変換できます。

LINEを使って簡単に変換といっても、特に高尚な操作を行うわけではなく、LINEのトーク上に撮った写真を掲載して再度保存をするだけです。

したがって、皆さんがLINEから何か画像を保存するときは勝手にJPEG画像を保存していたんです。

もっとも、LINEでPNGからJPEGに変換しようとして誰かのトークに画像を貼って保存し、投稿を消去しても相手に多少の迷惑が掛かってしまうかもしれません。

なので、ポイントとしてはLINE上に自分1人しかいないグループを作成するといいでしょう!

PNG形式よりJPEG画像の方がデータサイズが小さくスマホのデータ節約に交換するでしょう。(かなり微々たるものですが…汗)

よかったら活用してみて下さい!

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