Googleフォトの『高画質』画像のストレージ使用無料枠が撤廃され、ストレージの容量をしっかり把握したい人は多くいるのではないでしょうか?実際に確認すると、思ったよりデータ容量を多く使用していたり、逆に思ったより少なかったりすることがあると思います。
今回はそんなときに、しっかりバックアップが行われているのか、どのような内訳でストレージを使用しているのか確認する方法を紹介したいと思います!
目次
データの使用容量を確認する
はじめにGoogleフォトのデータ使用容量を確認する方法についていくつか紹介します。
まずは、スマートフォンアプリ「Googleフォト」で確認する場合は、アプリ画面右上の「アカウントアイコン」をタップし、ポップアップメニューの中の「アカウントのストレージ」をタップすることで確認できます。
画像の赤線部分に、上限の容量と現在使用中の容量の2つが確認できます。
データ容量の無料枠はデフォルトで15GBとなっています。

https://one.google.com/storage
パソコンのブラウザ(Chrome)で現在のストレージの使用容量を確認するには方法はいくつかありますが、まず一番わかりやすいのは「https://one.google.com/storage」にアクセスして確認する方法です。ページに移動するだけで、ログインしているアカウントのGoogleドライブ(フォト)の使用状況を確認することができます。なお、スマホでもブラウザでこのサイトにアクセスすれば確認することができます。
他には、GoogleドライブやGoogleフォトを開くと左のサイドメニューの一番下に現在の使用容量を確認することができます。
バックアップと同期がオンになっている
きちんとバックアップを行う設定になっているか確認しましょう。画面右上の「アカウントマーク」押し、「アカウントのストレージ」に進んで、『バックアップと同期』がオンになっているか確認してください。(画像のオレンジ枠)
また、同時に画面下の「モバイルデータ通信を使用して写真をバックアップする」もしくは「モバイルデータ通信を使用して動画をバックアップする」がオンになっているか確認してください。なお、モバイルデータでバックアップを行いたくない場合はオフでも構いません。(その場合はWiFi接続時のみバックアップが行われます)
上記設定により、バックアップは正常に行われるようになります。
※初回起動時に写真フォルダへのアクセスを許可するか聞かれるので、その際にきちんと写真へのアクセスを許可しておく必要があります。
アップロードサイズが「高画質」になっている
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同ページにて、『アップロード サイズ』の項目を確認しましょう。2021年5月以前に『高画質』で保存していた画像に関しては、Googleフォト内のデータ容量を消費しないので使用量表示が思ったより多い/少ないことが起きます。
また、『元の画質』設定より『高画質』の方がスマホで撮った写真のデータサイズが小さくなるため、できれば『高画質』にすることをオススメします。(画像のオレンジ枠)
Googleドライブに保存した他データの容量分が反映

https://one.google.com/storage
Googleフォトの容量が思っている以上に多い場合は、Googleドライブの他ファイルのデータ分が考慮されていない可能性があります。(画像のオレンジ枠)
上記画像を見るとGoogleアカウントの無料枠15GBの内、Googleドライブでの使用量が5.03GB、Gmailが0.55GB、Googleフォトは0GBということが確認できます。
実際のGoogleアカウントのストレージの詳細は「https://one.google.com/storage」で確認することができます。
2021年6月以降は高画質も容量に加算
2021年5月までは『高画質』でアップロードされた画像はGoogleドライブのデータ容量を使用することはありませんでした。ですが、2021年6月以降は『高画質』でアップロードされた画像はデータの保存容量を消費します。
そのため、Googleアカウントでストレージの有料枠を購入していない場合は、最大15GBまでしかアップロードすることができません。保存容量は画像のデータ容量だけでなく、Googleドライブ内の他のデータ容量も含まれます。
※2021年5月以前にGoogleフォトにアップロードされている『高画質』画像データは、2021年6月以降も保存容量に加算されることはありません。
高画質 | 元の画質 | |
2021年6月以降の画像 | 保存容量に加算 (無料枠は15GB) | 保存容量に加算 (無料枠は15GB) |
2021年5月以前の画像 | 保存容量は無視 | 保存容量に加算 (無料枠は15GB) |
まとめ
いかがでしたか!実際のGoogleアカウントのストレージ容量がどのように使用されているか確認して、バックアップができているか確認できる参考になれば幸いです。
2021年6月以降は『高画質』画像も無料枠で使用できないようになり、しっかりストレージ内の使用内訳を定期的に確認してみましょう!